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日本最古 文字が刻まれた須恵器

石川県能美市の能美古墳群にある和田山23号墳(国指定史跡)から出土した古墳時代中期(5世紀末)の須恵器2個に、「未」と「二年」の文字が記されていたことが分かり、能美市教育委員会が19日、発表した。市教委によると、文字が刻まれた須恵器としては日本最古という。(日本経済新聞より)

というわけで、久しぶりの「考古学のお話」
すごい発見ですね。なめらかな筆遣いが職人の手の生々しさを残している気さえします。
身分の高い人だけではなく、工人までもが文字を使用していたというのは少し驚きです。
古墳時代中期には意外と多くの人が文字を書く知識を持っていたのですね。

こちらの須恵器は1977年の発掘調査で出土した資料だそうです。
それが今になって…古い資料の再整理、再調査の重要性が分かりますね。


そして昨日、この能美古墳群の一角、秋常山古墳群の古墳祭りへ行ってきました。
秋常山古墳群は全長約140mの北陸最大級の前方後円墳である1号墳、一辺が約30mの方墳である2号墳からなります。
この1号墳の頂上で、近くの粟生小学校の6年生たちが大王と巫女、武人達に扮して古墳儀礼のセレモニーを行いました。
沢山のボランティアの村人たちを従えて、大王一行は新米をお供えし、能美の平安と繁栄の祈りを捧げていました。
勾玉つくり、組みひもなどの古代体験の他、ジャズコンサートなども行われ、とても賑わっていました。

史跡は地域の人たちが集う場所になれるんですね。


素晴らしい再発見もあった能美古墳群。
こうして後世に伝えていってほしいですね。

日本経済新聞記事『文字、5世紀に広く普及か 須恵器に「未」「二年」
』→http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1905R_Z10C13A9CR8000/
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by JASSmin-hako | 2013-09-24 14:58 | 考古学のお話

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