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マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展

富山県民会館 美術館で開催中の『マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展』に行ってきました。


インカ帝国は15世紀~16世紀ごろ、アンデス中央高地にあった帝国。
首都はクスコ。1533年にスペイン人に征服されるまで、栄えた巨大帝国でした。
文字を持たず、鉄器も車輪も知らない人々が、巨大な石の神殿を作り上げ、美しい毛織物を織り上げ、精緻な金細工を残しました。
そのインカ帝国の遺跡、マチュピチュの発見から100年を記念した展示です。

アリバロと呼ばれるお酒を入れる壺、ケロという酒器、チュニックやマントなどなど…
インカ帝国の素晴らしい品々が展示されていました。

壺は素焼きということでしたが、どうやって出したのかと思うほどの、ツヤ。
そして泥漿を使って、幾何学的な文様や、ジャガーやコンドルといった神聖視されていた動物、昆虫などの文様がさまざまな色で描かれていました。

織物も大変素晴らしかったです。
赤、白、黄、黒などを基調に、幾何学模様、八芒星や動物のモチーフが多く見られました。
非常に目が細かく、丁寧に織り込まれていました。
基本的にリャマやアルパカ、ビクーニャというラクダ科の動物の毛で織られていました。

鉄器を持たなかったという、インカ人ですが、彫金などの加工技術は目を見張るものがありました。
中空の人形などは、3センチほどしかないのに、細かく手足の指まで表現されていたり…
金や銅の加工技術は優れていても、基本的にそれは装飾に使われたようで、金属の武器、といえるものはなかったようです。
感覚のちがいを感じました。

インカ人は、亡くなった人をミイラにして埋葬、もしくは信仰の対象にしていたようです。
このインカ帝国展にも、何体かのミイラが展示されていて、そろって手の指を細い紐で縛られ、手で顔を覆うようにし、体を小さく折りたたむようにして、何重にも布でくるまれているそうです。
ミイラを作る「手順」があったんですね。

他にもいろいろと展示があったのですが、全体的な感想としては…「もう少し、基本から教えてほしかった」でしょうか…
どこで、どんなふうに出土したのか、素材は何か…それぞれの遺物の基本情報がもう少し欲しかったような…
道具の使い方も、イラストなどの説明があると嬉しかったな、と…
インカの高い石積みの技術を支えた道具の展示がありましたが、どんな風に使われたのか、よくわからず、いまいちイメージがわかない…
うーん知識と想像力が足りないのでしょうか(汗
それから、3Dシアターがありますが、あれは別に見なくてもいいかと。時間があれば、玉木宏さんが好きならば(ナレーションをしています)、見てもいいかな、といった感じでした。


子供向けのガイドブックを購入。「基本」から簡単に書かれていて、読みやすいです。(笑)
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全体的に1200円は少しだけお高いな、と…
でも、ここで朗報!女性は水曜日がお勧め!!
たまたま水曜日にいったら、レディースデイで、通常1200円のところ、1000円でした!!
これなら満足!?(笑)

会場:富山県民会館(美術館1階およびロビー)
会期:2013年2月9日(土)~4月7日(日)
休館日:2月14、21、28日 木曜日
開館時間:平日・午前9時~午後4時30分
土日祝日:午前9時~午後5時
※入館は各閉館時間の30分前まで
チケット前売り券:一般・大学生・1,000円、小・中・高校生・500円
当日券:一般・大学生・1,200円、小・中・高校生・600円
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by JASSmin-hako | 2013-02-28 00:52 | 考古学のお話

日常のちょっとしたことを書き綴る日記 手作りのこと、ペットのこと、考古学のこと、などなど…


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